こんにちは☺
ゆず季です!
今年もまた夏が近づいてきましたね・・・
外出すると小さい羽虫を見かけることが増えてきて、メンタルが地味にやられていく今日この頃。
私は四季の中でどうしても『夏』が好きになれません_| ̄|○
なぜなら、私は虫が大 大 大 の苦手だからです😧
虫恐怖症です。
と言うと、「分かる―」と言ってくれる方が多いのですが、おそらく
普通の人が想像する、ちょっとやそっとの“苦手”ではありません。
30年以上生きてきて、自分と同じくらい苦手な人に出会ったことはないです。
大小に関わらず、地球上のほとんど全部の虫が苦手。というか無理。全力で怖い。
「虫得意なんて人、中々いないよー。私も(僕も)苦手だし」
とか、さらっと言えちゃうような人は、普通に苦手なだけです。
虫恐怖症にとっては命に関わるほどの大問題💥
レベル違いの“無理”なのです。
①虫恐怖症とは
まず虫恐怖症とは、正確には「昆虫恐怖症」と言われる恐怖症の1つです。
蜘蛛や昆虫など、対象に対する恐怖心が過度になり、仕事や日常生活に支障をきたす程の恐怖感を抱いてしまう状態のことを指します。
②虫恐怖症の症状
恐怖で頭の中が真っ白になり、血の気が引き、動悸が激しくなり、冬でも冷や汗が出て全身が冷たくなります。
本当に酷い時には満員電車で貧血を起こした時のように耳鳴りがしたり、視界が白く見えなくなったりします。
これだけの症状は、G(ゴキブリのこと。文字にするのも嫌なので以後G)や危険性のある蜂、存在感があり暴れまくるセミなど、虫嫌いの代表格である虫以外でも起こります。米粒以上のモノに対しては大抵こんな症状で、ハエや蛾など羽のある飛ぶ虫は全般的に恐怖の対象です。
体験談① キングオブG
昔、1人暮らしをしていた頃に1度だけ、虫恐怖症の大敵であるGが部屋に出現したことがありました。徹底的に虫対策をしてはいたのですが、エアコンから出てきたので、おそらく室外機のドレンホースから侵入したと思われます。
その時はまんま上に書いたような症状で、本当に倒れるかと思いました。
ですが、倒れそうな程怖くても、もし部屋でヤツを見失ったりしたら・・・
もうこの家では暮らしていけない程の恐怖
パニックを起こしつつも我に返ってGジェットをこれでもか‼とかけまくり、何とか退治しました。
出たのが部屋の端っこの壁だったのが不幸中の幸い。
ベッドや家具の裏側とかだったらおそらく上手く退治も出来ず死んでいました。私が。
どうしよう、これを書きながら想像してしまい震えてきた カタカタカタ(((;゚;Д;゚;)))カタカタカタ
ともかく、一生分の勇気を振り絞って退治に成功。
しかし退治後も死骸が怖すぎて身体が震えて動けず。。。
静かなる錯乱状態で死骸の処理が出来ずに軽く2時間は呆然と立ちつくす始末💧
それだけ私にとっては恐ろしくて厳しい体験でした。
(冗談抜きで、普通の人がライオンと向き合うくらいの恐怖と闘ったと思って欲しい)
体験談② でっかい羽虫
現在は結婚して、虫退治は旦那に任せてしまうので精神的に大分楽になりました!
が、休みが合わない事が時々あり、1人の時に出現すると地獄。
以前、家の中に大きな羽アリのような虫(虫が嫌い過ぎて直視できないので、その正体が分からないことが多い)が出たことがありました。
ソファーでテレビを見ながらくつろいでいた私の視界を「ブンッ」という音と共に横切る何か。
虫であることは認識出来たものの、一瞬で湧き出す恐怖で腰が抜け、反対側に逃げることしか出来ず。
その姿を見失ってしまいました。
一瞬しか見てはいないものの、恐怖心からかとにかく大きな虫に思えてしまいます。
どこに消えたか分からないし、どこから飛んでくるかも分からない。
探して退治するなんてとんでもないけれど、同じ部屋で過ごすのはもっととんでもない😢
すぐさま旦那にSOSの連絡を入れて、帰りを待つ間ずっと1番安全と思われる浴室に籠城して過ごしました。
たまたまその日は旦那が早く帰ってきてくれて、首尾よく羽虫を見つけて退治してくれたので助かりました。帰りが遅かったらどうしていたでしょう_| ̄|○
(実際は私が感じていたほど大きくなかったそうです)
体験談③ その他
虫恐怖症の私は、カレらが活発化する夏がとてつもなく苦手です。
夏は毎日が恐怖でいっぱい。
- 玄関を開けるのが怖い
(開けると同時に虫が入ってきたら、もしくはドアや天井に張り付いていたらどうしようという恐怖。あと、秋ごろ外から虫の鳴き声が聞こえると動悸がしてドアを中々開けられない) - 廊下や踊り場が怖い
(虫が急に飛んできたらどうしようという恐怖。実際に階段を上がりきったところで蛾が飛んできたことが。危うく階段から落ちるところでした…) - エレベーターが怖い
(もしも中にいたら狭い空間に一緒に閉じ込められるという恐怖。特に飛ぶ系が止まっていたらもう無理…) - 郵便受けが怖い
(郵便ポストって1階にあるし、隙間があるので…。昔コバエのような虫が中で死んでいたことがあります) - 宅配便が怖い
(虫は暖かい段ボールが好き、らしいので。高層マンションでも虫を運んでしまう原因の1つ) - 木&草&花など自然が怖い
(虫の住処。夏の自然には極力近づかない) - 夏が怖い。夏の夜はなおさら怖い
(言わずもがな。虫たちが活発化する季節は恐怖でしかない)
世の中には知らない方がいい事や、気づかない方が幸せな事が数多くありますよね💭
虫恐怖症ならば出来るだけその存在に気づかなければ幸せなのですが…
よせばいいのに怪しい所を歩くとき、360度見渡しながら虫がいないかどうかビクビクと進む癖がついてしまっています💦
おかげで苦手な私が周りの誰よりも敏感に気づいてしまい、恐怖心でいっぱいになってしまいます。
それが例えば飲食店だと、もうそこにしか意識がいかなくなるので話が入って来ず、会話にもならず楽しめません。
ほとんど苦行
他にもどこかにいないかどうか、探してしまうという負の連鎖。
本当に自分よりあんな小さいものにそこまでおびえなくても。。。と頭では分かるのですが
心が、脳が、全身が拒絶してしまいます。
③虫恐怖症のストレス
単純に恐怖以外にも虫恐怖症によるストレスやデメリットが沢山あります。
その① メンタルがやられる
毎年夏が来ると四六時中疲弊しているので、色んな方々にどうしたの?何かあった?と聞かれる程。
朝何事もなく会社にたどり着いたとしても、今度は無事に帰れるかどうかが心配で緊張状態が続きます。
その② 寝付きが悪くなる
蚊が1匹でもいようものなら退治するまで寝られません。
いなくても、耳元でプーンという音がしたら…と想像して怖くなって中々寝られなかったり。
その日にあった虫被害を思い出して眠れなくなることもあります。
その③ 落ち着ける場所がない
外は論外ですが、飲食店に入っても虫が飛んでいたり、歩いていたりしますよね。
外に面しているお店は行きたくても行けません。テラスで優雅に食事なんて夢のまた夢。
なので外出や旅行も、夏は極力避けています。
その④ おしゃれが楽しめない
夏は爽やかな白のトップスやワンピースが着たくなりますよね!さらりと着られて可愛い👗♡
しかし、白や黄色の明るい服は虫を寄せ付けるので着られません。特に夜は蛍光灯のような役割になってしまうので…
暑くても肌を出すと虫が地肌にとまる可能性があるのでなるべく肌を隠さないといけません。
その⑤ 独特の匂いがしてしまう
良い香りがする女性でありたいですが、夏はこまめに虫よけスプレーをするのでどうしてもその匂いがしてしまいます。
なるべく虫よけスプレー感のない、アロマの香りの虫よけを使っていますが、それでも良い香りでありません( ノД`)
香水をしても混じった匂いになってしまうのが悩み。
その⑥ 洗濯物を外干しできない&窓を開けての換気ができない
正直犯罪・花粉・PM2.5など考えると、この時代に服を外干しするメリットはないと思うのですが…。
新型コロナウイルスの感染拡大予防に関して、窓を開け放って換気できないのはかなりデメリットです。
その⑦ 家探しが限られて大変
📝駐輪場が屋内にあること
📝なるべく高層階&内廊下であること
📝周りに飲食店・公園・ガーデニングに力を入れている家などがないこと
📝ドラム洗濯機が置けること(浴室乾燥機は必須)
などなど…そのうえ普通の方々と同じように駅近や築浅探すと、どうしても家賃は割高になってしまいます😬
その⑧ 周りの理解が得られない
歩道で虫が飛んできたりすると、急に叫んだり避ける為に変な動きをしてしまったりします。
そんな時、周りから変な目で見られること間違いなし。
沢山、虫恐怖症のストレス&デメリットを挙げましたが、最大の負担はコレだったりします。
④虫恐怖症への無理解
虫恐怖症の私が最も神経が摩耗する原因は人間なんです。
何かの記事で【虫恐怖症は遺伝子レベルで刻まれていて克服は無理】というのを読んだことがあるのですが、
本当にそう!!
遺伝子レベルで無理なのです。無理なものは無理なんです。
虫恐怖症は、最初に書いたように恐怖症の1つ。
高所恐怖症や閉所恐怖症、先端恐怖症などのあらゆる恐怖症と同じなのです。
ですが、それら恐怖症と比べて世間ではあまり認知されておらず、理解が得られにくいです。
⑤恐怖症は病気。わがままじゃない!
虫恐怖症は生活と密接してしまうので、避けて通ることがとても難しいです。外や道が怖いんです。
なのに、虫嫌いを我儘か大袈裟に騒いでいるかのように軽んじる方がとても多い!!!
「虫くらいで」
とか
「虫だって生きているんだから」
とか
もはやそのありきたりな台詞から虫恐怖症が学ぶものなんてないんです。
だってそんなことと っ く に 知 っ て い ま す から。
虫が人間より小さくて儚くて弱い生物なんて、みりゃ分かります。
生きてるなんて言われなくともそりゃ生きてるでしょうよ。
分かっているからこそ、苦しいんです。
そこまで苦手でなければ殺さず外に上手に逃がしてやることも出来るでしょう。
けどそんな余裕ないわけで。
こんな小さいものにここまで怖がる必要ないって分かっているけど、何故か全身全霊で怖いもんだから困っている訳で。
「虫のがあなたの事怖がってるよー」
とかもう・・・ね😔
高所恐怖症の人にバンジージャンプくらいって言いますか?
すごく苦手なものやトラウマになっている事を「それくらいの事」で済ませられますか?
神経衰弱している時に無神経なことを平気で言われると、虫だけでなく人間まで嫌いになってしまいます。
まぁそれは、心のシャッターを閉めればいい話ですが(^^;)
好きな人たちにかけたくない迷惑をかけてしまうというストレスもあります。
虫に驚いてやらかしてしまう事で、一緒にいる友人や家族に恥ずかしい思いをさせたくない!!
⑥虫恐怖症の克服方法
自分なりに克服しようと、克服方法を調べて試してみたことがあります。
代表的な克服方法が<虫の事をよく知ること>
確かに私は生まれも育ちも今の住まいも、ずっと首都圏。
田舎というものがありません。虫や自然に慣れていません。
そこで虫の図鑑を読んでその生態に愛らしさを見つけようとしましたが…
普通にダメでした。
見た目に慣れようと沢山画像検索しましたが、恐怖が増すばかりで本気で無理でした。
正直もう、強力な催眠術をかけてもらうくらいしか克服できる方法が浮かびません。
⑦虫恐怖症は生きづらい
大人の今もめちゃくちゃ大変ですが、子どもの頃から虫が苦手だったので、公園でかくれんぼをする際に隠れられる場所が限られてしまったり、鬼ごっこの鬼なのに草木の生い茂ったところは追いかけられなかったりしました。
恐怖症って一生付きまといます。
虫恐怖症でなければどれだけ生きやすいかと思います。
虫がいなければ自然を感じられる場所だって大好きなのに!
自然の壮大さを感じて癒されたいのに!!
それが虫が苦手な事により色々と制限されてしまいます。
寿命縮めて、他人に迷惑をかけて、酷いと死にかけて、
超絶生きにくい!!
やれるだけの対策は徹底して行っていますが、
それでも夏は…小さい虫は隙間から入ってくるし…外に関しては…
どうしようもないことが多いです。
⑧最後に
ただの虫嫌い
たかが虫嫌い
皆嫌いなのに、大げさに逃げているだけ etc…
と思わず
と思って頂ければありがたいです🌼
長々と書きましたが、これが一番言いたかったことですm(__)m
夏の、バカやろ―ーーーーーーーーカタカタカタ(((;゚;Д;゚;)))カタカタカタ
私が実践している虫対策についてはこちらをご覧ください⇩
コメント
はじめまして。
Twitterから飛んで見させていただきました。
コメント失礼します。
私も全く同じ虫恐怖症です。
私の場合は叫び神経過敏になりムズムズしてまた叫ぶの繰り返しで、特に虫と出会った後の夜の布団はダメです。
Gをジェットで殺虫出来たエピソードは本当に素晴らしい行為だと思います!尊敬します!!
私は一人暮らししてた時は通行人に助けを求め、拒否されたので当時彼氏だった今の旦那を遠距離から呼び寄せて退治してもらったり、それが無理な日はダイニングの扉を閉めて廊下で寝たりしてました。。
あと叫び声が原因で色んな人に怒られます。
近所の人が何事かと心配して来てくれたこともあり本当に申し訳ない気持ちになります。
わざとじゃないのに説明してもわかって貰えず、精神科にも行きましたが無意味で、一人で一生抱えなくちゃいけないんだってめっちゃ悩んでました。
でもこのブログを読んで、ゆず季さんのように私と同じ症状の方もいらっしゃるんだなって思い、少し心強くなりました(´;ω;`)♡
このようにブログにして発信してくれてありがとうございます!!
まだまだ暑いし特に夜は恐怖ですが何とか乗り越えましょうね。。
長文のコメント失礼しました。
ななさん。
コメント頂いていることに気づかず返信がすっかり遅くなってしまいすみません(>_<)
コメントありがとうございます♡
そして共感して頂けたことが何より嬉しいです!!
叫び神経過敏という症状があるのですね!
ムズムズしてしまうとの事なので、叫ばずにはいられない状態になってしまうのでしょうか?
掻きむしりたいけれど我慢して掻いてはいけないアトピーのような状態かなと勝手に想像しているのですが、
想像するだけでとても辛い症状で、想像するしか出来ないのが申し訳ないです。
虫に出会った瞬間は私も叫んでしまうタイプです。それで何事かと周りの方に白い目で見られてしまうし、
一緒にいる家族や友人には恥ずかしい思いをさせてしまうし怒られます;;
「虫くらいでそこまで??」という感覚の方が多いので、中々理解されない辛さは本当によく分かります(´;ω;`)
ただななさんとは真逆で、虫に驚いて叫んだあとは、恐怖で喉が詰まってしまいむしろ声が出なくなります。
同じ虫恐怖症でも人によって症状は違うのですね。
虫恐怖症と一人暮らしの相性は本当に悪いと思います。追い詰められすぎて、夏なんてなくなればいいと何度思ったことか…。
遠方から助けに来てくれるような優しい旦那様がそばにいらっしゃるようで少し安心しました。
一生つきまとう問題ではありますが、代わりに退治してくれる人がいると精神的に大分楽になりますよね。
同じような悩みを抱えている方が一緒にこの夏と戦っていると思うと私も心強いです!
実は今日も目の前に大きな蜂が飛んできて神経衰弱気味だったのですが。
冬が来るのを楽しみに何とかこの苦しい季節を乗り越えましょう!!